六日目 カブちゃん入院!?

カブとツルの北海道

雨の日のライダーの過ごし方

一泊朝食付き¥1,500-!

昨日は初めてライダーズハウスに宿泊。

久しぶりのベッドだったせいか、ものすごく深く気持ちよく寝れました。

今日は予報通り雨。

しっかり降りそう。

さてどうしようと考えつつ7時過ぎに一階のコミュティルームに

一階ではライダーハウス(以下ライハ)のご主人が食パンとインスタントコーヒーを準備してくれている。

朝食まで含まれてるのー!って

当然全てセルフサービス、とは言え一泊1500円で軽食ではあるが朝食までついているありがたさにあらためて感謝!!

昨日のお姉さん、兵庫から来られたYさんも既に朝食の準備をされてました。

徐々にコミュニティルームに人が集まり、みんな自然に昨日の場所に落ち着いている。

雨の日の楽しみ方

朝食いただきながら、さて今日はどうしよう。

Yさんに今日の予定を聞くと とりあえず雨なんでここに連泊する事にして 近くのダムを見に行くとの事。

ダムでは「ダムカード 」なるものが無料で発行されていて集めているという。

ダムカードは全国のダムにあり、そこのダムの写真が乗っているカード。

ライダーの中にも集めている人が結構いるらしい。

雨の日は 屋外の景観美を楽しむような観光ができないので、食べる事かダムカード集めに徹するそう。

また、ダムカレーなるカレーが食べれるダムもあるとのこと。

彼女は地元の兵庫県のダムについては一、二ヶ所を覗いてほとんど持っていて、北海道のカードもすでに結構集めているのだそう。

Touringmappleにダムカード情報は載っていなかったが食べることについては豊富な情報が載っている、色々使えるこのマップに改めて感心させられる。

北海道あるある

ワシはとりあえずバイクのメンテもしたかったので富良野散策する事に決定。

朝食済ませてそんじゃ行きまっかって、Yさんは雨具装備して先に出発。

ワシは昨日管理人さんに教えてもらっていたバイク屋さんに行こうと思い オープン時間調べると10時からとなっていたのでチョットゆっくり目に準備をして9時半過ぎにスタート。

取り敢えずバイク屋さんに直行したがまだやっていない。

もしかしたら11時オープンなのかな・・・Webで調べた情報とは違うがまあしゃあない。

さて…

ライハでいただいた観光マップで観光スポット確認すると、比較的近くに「原始の泉」って北海道名水100選に選ばれたって言う湧き水が出ている観光スポットがあったので 雨は降っているが行ってみることに。

まあ、近くとはいえ17~18km程度ある。

雨の中ひた走り、付近まで行ったが雨のせいもあり、場所がわからなかった・・・

北海道ではちょっとしたスポットが観光スポットになったりするが看板がわかりにくかったり場所によっては看板も無い事もちょくちょくある、という北海道観光スポットあるあるをYさんから聞いていた。

コレがそうなのかなーと思いながらカブちゃんでトロトロ走りながら探していると、雨が強まってきた。

バイク屋さんが開くまでの時間調整の観光なのでこれ以上は無理に探す気にはなれない。

まあいっか、そろそろバイク屋さんも開いている時間だよなって事で断念して富良野へ戻る事に。

周りを見回すと丘の上にいることに気がついた。帰り道を振り向くと遠くに見える向かいの丘まで『丘 to 丘』のまっすぐな一本道が走ってる。

道の周辺は茶枯れ初めた緑の草原に囲まれている。

こりゃー晴れてりゃ絶景だろうなって思いつつその道をひた走り、国道237号線にぶつかったところで左に折れしばらく走ると富良野の街中に。

バイク屋「PLATZ」

朴訥なジョニーディップ

国道237号線が国道38号線にぶつかるところに富良野の街は広がっている。

バイク屋さんに行くと店が開いていた。

店の名前は「PLATZ」さん。

バイクを店先に停めると中からジョニーディップ風のお兄さんが出てきた。

オイル交換とチェーンの調整をお願いすると、「ちょっと待って」と店の中にあったバイクを数台店先に出してくれて作業スペースを確保してくれた。

オイル交換とチェーン調整をお願いすると、すぐに作業に入ってくれた。

作業を見せてもらいながら、ん・・・なんか荷台が かしがっているように見える。

んー ってよく見ると荷台を止めている左側の太いボルトが一本取れてなくなっている。

あっちゃ~ こりゃやばい。

お兄さんに伝えると適当にボルトを見つけてくれてすぐ対応してくれた。

朴訥な感じで無愛想でとっつきにくい雰囲気のお兄さんなんだけど すっごくよく対応してくれて、オイル交換の仕方や、チェーンの張り方なんかも丁寧に教えてくれた。

チェーンはところどころ伸びてきているとのこと。

後ろのスプロケも結構 磨耗してきているから同時に変えることを勧められた。

ありゃりゃ・・・

帰ったら変えた方がいいと勧められたがこっちに1ヶ月くらいいる予定と伝えるとできれば交換した方がいいと思うと言われたので、お願いすると在庫を見てくれたがチェーンはあるがスプロケはない。

更に点検してくれるとリアのスプロケのハブダンパーもかなりへたっている事も実演付きで説明してくれた。

できるならこれも変えた方がいいと勧められた。

それぞれの部品を取り寄せてもらって修理する時間と金額を確認すると

取り寄せと修理に三日、金額は部品代合わせて1万5千円くらいかなとのこと。

金額は部品代含めて考えれば問題ない。

三日の期間についても実はジャストタイミング。

明日札幌に行く予定をしているがその目的は、9月16日からの三連休に奥様を呼んで、この期間はバイクをどこかに預けてレンタカーで二人で普通に旅行する予定でいた。

この期間にバイクを預かってもらえるのは渡りに船。

カブちゃん入院決定!

そのままの話をすると快諾いただけたので明日改めてバイクを預けに伺い、帰ってくるまでに修理してもらう事にして今日のところはオイル交換とチェーン調整、荷台の修理で終了。

2000円也。

丁寧な対応に加えてリーズナブルな料金対応に感謝っす!!

作業が終了すると 12時前になっていた。

雨も止んでいる。

お兄さんにこの辺でオススメのランチは無いか聞いたら「富良野に来たら絶対食わにゃ」ってカレー屋があるそうなので場所を教えてもらう。

すごくボロい建物だからすぐわかるというコメントが添えられた。

富良野の街をぷらぷら散策

ルールルル!

教えてもらった通り店を探すとすぐにわかった。

しかも結構混んでいる。

「唯我独尊」って名前の店・・・

名前の由来はわからないが、行ってみよってことで昼はカレーに決定。

マスターと思しき店員さんにオススメを聞くと「ソーセージオムカレー」とのこと。

言われるままに注文、結構お高い 1540円也

カレーソースはご飯が残っている限りおかわりできるが、カウンターで合言葉「ルールルル」と唱え「はずかしめ」を受ける必要がある。(笑)

確かにルーのおかわり自由と言われるだけあって辛めのルーがめっちゃうまい。

合言葉を2回唱えてしっかりいただきました。

清算の際に「店員さんに本当うまかったー」て言うと「隣のパン屋さんが姉妹店的な店で“唯我独尊”のルーなんかも売ってるんで時間あったら寄って行ってみてください。」

とPRを受けた。

その足で寄って見ると美味そうなパンやベーコンが並び 一角に唯我独尊のカレールーが並んでいる。

昨日からさんざんお礼になっているYさんにお礼に買っていこうとパンを買い一旦宿へ。

宿には誰もいなかったのでパンを置いて再び散策へ 。

雨は止んでいて曇り空だけどいつ降ってくるかわからないような天気。

遠出はやめて近場を散策。

ノラカフェに行ってみようとも思ったがバイク屋さんでのカブの状態を考えるとカブ主としてちょっと不甲斐ない状況を感じて足が遠のいてしまった。

駅周辺や街の中を散策し今日は早めに温泉に行ってタップリ時間をかけて楽しもうとプリンスホテルへ。

ホテルに着くと昨日は暗かったので気が付かなかったがホテルの奥にロープウェイが見える。

安かったら乗ってみようかと思いロープウェイの看板を眺めていると女の人が声をかけて来て、「いかがですか〜」と。

値段を聞くと1800円

結構するな〜と思い今日は曇っているし雲に覆われた景色見てもなーってことで断念。

ニングルテラス

さて温泉っと 思い、ホテルの方に引き返すと何やら森の中に幻想的な建物がいくつもあることに気がついてその近くにカブちゃんを停めて看板を覗くと

「ニングルテラス」って言う小さいログハウスを森の中に点在させた森の中のおみやげ屋さん的な感じで それぞれのログハウスが様々なテーマ館になっていてテーマに沿ったお土産物が販売されていた。

若いカップルなら幻想的な雰囲気にロマンチックな気分が盛り上がるのだろうがこっちはオッさん一人、幻想的な雰囲気だけ楽しませてもらいましたwww

一通り見学して4時前になったのでタップリ風呂に浸かろうと昨日と同じように受付を済ませてサウナ、水風呂、温泉とタップリ2時間近く楽しませていただきました。

今日は帰りに降られてもいいように雨対策バッチリして来たがこうゆう時は降らないもんですよね〜ヽ( ´_`)丿

最強ツッコミ女子登場!

オッちゃんなめとんのか!

宿に戻るとコミュニティルームには まだ誰もいない、夕飯食べようとカップラーメンの支度をしていると見慣れない女の子が一人入って来た。

ワシと同じ雨具を付けてたんで話かけるとツッコミのキビシイ関西の子。

滋賀から来た学生さんとのこと。

彼女が雨具を解く間、話をしているとYさんも帰って来ていたようで部屋に入って来た。

二人とも挨拶するでもなく昔からの知り合いのように自然に彼女とYさんの報交換会が始まった。

ここでも当たり前のように二人とも双方の「Touring mapple」を取り出してテキストのように使っている。

ワシ、地図はBookOffで買った北海道全図の何年版か知らんやつしか持って来ていなかった。

北海道の道なんか大枠そんなに変わらんやろとタカをくくっていた。

そんな話も含めてワシの旅の話をすると、ツッコミ関西女子から「どんだけ無防備で来とんねんオッちゃん、ビックリするわ!」と笑われ、地図を見せると2005年版であることが判明。

「こんなん 使えるかーい!なめとんのか!」って突っ込まれ放題www

やっぱりTouringmapple!

毎年色々な状況は変わり「Touring mapple」にはそれらのいろんな情報が毎年アップされているのでライダーには最新版が必携とのこと。

実際この二人が話を始めるとお互いに持っている「Touringmapple」にはいろいろな情報が描き込まれていて

あそこのライダーズハウスは管理人が代替わりして対応が良くなったとか、どこそこのキャンプ場はゴミが捨てられるとか、アンモニア臭い珍しい温泉があるとか、この温泉の露天のロケーションがすっごく綺麗だとか色々な情報が飛び交う。

実はワシも昨日のYさんの 「Touring mappleマスター」ぶりに感心させられ 、富良野の本屋さんで買って来ていた。

※北海道版は大判タイプとひとまわり小さいタイプの二種類出ていた、こちらは大判タイプ、以前に掲載した物はYさん物で小さいタイプ、表紙の写真は違うが地図の表示が大きいか小さいかだけで地図に記載されている情報は同じ。

二人の話を聞きながら買ったばかりのTouringmappleに書き込もうとするがペンを忘れてしまっている ・・・orz

ツッコミ女子が舌打ちしそうな雰囲気をかもしだしながらもペンを貸してくれる。

しかし、めっちゃ参考になる。

特にあそこはやめたほうがいいと言う話の理由とあそこはオススメというポイント、これからまだ3Weekほどいるつもりなんで二人の経験情報は直近の生きた情報なのでめちゃくちゃ助かる情報と感じる。

うまいもん情報の食リポとか貴重な情報もたくさんいただいたんで、お礼に買ってきたパンを二人に提供させてもらい

色々と盛り上がったけど消灯の時間となり寝ることに。

明日はもう会えないかもしれないんで二人にお礼を言い部屋に戻り就寝。

ありがと~ ! 滋賀のツッコミ女子とYさん。

それではまた、お疲れちゃんw

ー「カブとTuru(ツル)の北海道」は2017年7月~10月にかけての記録です。
現在の状況とは大きく変わっている可能性がありますのでご注意ください。ー

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