五日目-①「富良野へ」

カブとツルの北海道

撤収!

一期一会

五日目の朝、雨は上がり良い天気になりました。

よし!今日は撤収して富良野に移動するぞっと

昨日のゴミ処理の灰の始末をしてガスストーブでコーヒーをいれて一服。

我が家を含め五つテントがあったが みなさんソロキャンパーの様子。

3人の方は各々撤収を始めている。

昨日入られたと思われる年配の方も撤収を始められていた。

撤収されながらこちらの様子を伺っているようだったので挨拶すると

「おたくのテントは周りの風景ともマッチして、たたずまいが良いね~キャンプ雑誌かなんかに出てきそうだね」って褒めてくれた。

褒められるのは嬉しいもんですね。

「ありがとうございます。そう言ってもらえると嬉しいっす!」って素直に喜びのお礼をしながら少しお話を。

千葉から来られたとのこと。

気付くとご自身のテント脇に大事そうにシートをかけたカブが見える。

カブ主さんでした。

64歳で奥様がお亡くなりになってしまったことをきっかけに仕事をやめられて、ぼんやりしちゃいそうだったので旅でもしようとカブを購入されてカブ旅を始められそれ以降5年間毎年北海道に来られているそう。

このキャンプ場乗り入れは禁止なんだけど・・・空気読んでその点はスルーしちゃいました。

さて、こちらも撤収開始。

まだ地面が濡れてたんで先ずは食器や焼き台などの洗い物を。

洗い物を済ませテントとタープと雨合羽はしっかり乾かそうと日干ししていると、一番奥にワンポールテントを貼られている少し年配で小柄な男性が方が話しかけてきてくれた。

こちらの方も定年後に毎年来られているそう。

「いつからですか?」とお聞きすると

「7月初旬かなー」

って三ヶ月目…おお~!

「自宅は鹿児島なんだけど毎年避暑に来てるんだよねー」

毎年7月~9月一杯くらいまでおられるとの事

「優雅っすね~!」

「いやいや 自宅にいて何にもしないよりこっちにきて色々やってた方が楽しいし、実際生活費も家にいるのと変わんないか安いくらいなんだよ。」との事。

「え〜マジっすか・・・」

北海道は無料のキャンプ場が多いからテント泊や車中泊すれば宿泊費ほとんどかからない。

無料のキャンプ場を中心に一ヶ所あたり5日〜気に入れば10日程度と長めに滞在しているのでガソリン代も自宅にいるのと変わらない程度しか使わない。

元々一人暮らしなので自宅の光熱費なんか考えると生活費自体はあまり変わらないとのこと。

かかる費用は往復のフェリー代程度ってお話でした。

この方は基本 車中泊をされていてテントはキッチンとして使ってるとのこと。

なるほどね〜って感心しました。

一期一会の出会いですが、色々な方の人生に触れられるのは旅の大きな醍醐味だなーって感じました。

ありがとう!本別町

そんな話を聞かせていただきながら撤収を進めるが、まだまだ要領が悪くパッキングも下手で結局一緒に撤収していた4人中最後に(T ^ T)

11時前までかかってようやく撤収&積み込み完了。

「本別公園静山キャンプ村」さんお世話になりましたってお礼して富良野に向けて出発!

昨日ブログで学ばせていただいた通り、途中のスーパー「フクハラ」で残りのゴミを捨てさせてもらって・・・ってあれ、ゴミ捨てカゴにカギが…

開かねえ … orz…

って困ってたらスーパーから道路挟んだ真向かいにゴミ捨てカゴ発見!

おっ!ゴミが捨ててある。

カギ開いててくれっ!!

開いてた! ラッキー って事でちゃんと分別して捨てさせていただきました。

本当はダメなのかも・・・すみません。

と思いつつも取り敢えず一安心。

この先ゴミ問題どうすっかなー

そんなこと考えつつスーパー フクハラの脇で最後の本別町をパチリ

なんか荷物増えてるし・・・

ここにいるうちに色々忘れているもん買い足したらこんなことに。

まあナントか積めたし、そんでは富良野に向けてレッツラゴー!

富良野へ

富良野に向けカブちゃんとドライブしながら今日の寝床を考えてた。

一応 富良野にキャンプ場を予約してはある。

but・・・

今日は水曜日、富良野は今日の夕方から雨になり予報では金曜日まで雨。

金曜日には札幌まで行かなきゃならない用事がある。

・・・って事は雨の中の設営&雨の中の撤収になる可能性が高い。

設営時に濡れてしまったら濡れたまま三日も過ごすことになる可能性もある。

こりゃ結構キツイなと思い、本別で出会った女傑、カブ主のお姉さんと話しているときに・・・「ライダーハウス」なんかもあるけどお金がかかるから基本はテント泊してるって話を思い出した。

ライダーハウス・・・トライしてみっか。

予約必要かも知れんなーって、確認しておこうと思い、道路脇に止めてライダーハウスを検索。

一番最初に出てきた「ログ由縁」(ゆかり)さんにTEL、予約できるか確認するとOKの回答。

ただ、すごく分かり難い場所だから明るいうちに来て欲しいとのこと。

と言う事でキャンプから切り替えてライダーハウスに初トライすることにしました。

五日目ー②に続く・・・

ー「カブとTuru(ツル)の北海道」は2017年7月~10月にかけての記録です。
現在の状況とは大きく変わっている可能性がありますのでご注意ください。ー

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